ひとりひとりの小さな歩みによりそって
指定児童発達支援事業所「ちぃカメ第3教室
[UPDATE]2025.02.08
みなさん、「療育」って聞いたことありますか?
「教育」「保育」そんなキーワードにはなじみがあるかと思いますが、今回は福祉サービスの一つである「療育」の提供を行う「ちぃカメ第3教室」さまをご紹介します。
以下、「ちぃカメ第3教室」さまのご寄稿情報をお伝えいたします!

現在、未就学のお子さんを子育てしておられる皆様へ
みなさん!毎日お疲れ様です!
★子育てと聞いて、「想像していたのと違う」「こんなに大変だとは思わなかった」「なんだか子育てがしにくいんだけど、何が原因かわからない」という思いが浮かんでくる方
★預け先の保育園や幼稚園での参観日に、同年代の子どもたちの中にいるとわが子をつい、他のお子さんと比べてしまう方
★「わが子のこの癇癪。わが子の個性ととらえれば、納得?でも…なんだか心配だな。」ともやもや不安を抱えている方
…その心配、不安を一緒に軽くしていきませんか?
保護者さんが抱えるそのもやもや、不安、それはお子さんも生活の中でどうしていいかわからず困っていることかもしれないのです。その気持ちへ「ちぃカメ第3教室」は【療育】という形で寄り添います。

【療育】ってなあに?【保育】とどう違うの??
●療育の対象:発達に課題があると医師や保健師も認めたお子さん
●目的:対象となるそのお子さまの発達を促し、自立した社会生活と社会参加を目指す
●活動方針:その時の発達段階やニーズに応じて、それぞれのお子さんが伸びようとした力を信じ、その幅やレパートリーを広げることが目標となります。
つまり、保護者さんがわが子の成長についてなにか心配になった時に、お子様の成長発達を細かく分析し、お子様の伸びる方向へ注意深く設定された特別な子育てが、【療育】とお考えいただきたいと思います。
どうして「かめ」なの??
みなさん、「ウサギとカメ」の昔話をご存じでしょうか?ウサギとカメが物語の中で競争をすることになり、ウサギが当たり前に勝つだろうとウサギ自身も周りのみんなも勝つだろう!と思い込んでいたのですが、コツコツ休みなく歩き続けたカメは、気を許して昼寝をしたウサギを追い抜いて見事大逆転を果たし勝利をおさめます。
「ちぃカメ」の療育に通うことで「自信」や「最後までやり抜く力」「助けを求められる力」を身につけて、小学校へ就学していけるようにご本人もご家族もサポートをしていきたい、そのような思いから「カメ」が教室名についております。

ちぃカメの療育のご紹介♪
ちぃカメ第3教室の特色として、一回の療育(95分)で個別療育と集団療育の二つを受けることが出来ます。それぞれ専用のお部屋を用意しております。長時間だけが良い訳ではないと私たちは考えています。
三日月の小部屋(個別療育室)
落ち着いたトーンの色調のお部屋です。衝立があり、かわいい椅子や机があります。余計な刺激を減らした空間で集中してスタッフと教材に向き合うことが出来ます。
個別療育とは、主にスタッフとお子さんがマンツーマンで行います。教材を使用するのですが、「お勉強」というわけではなく、「たのしそう!」「やってみたい!!」とお子さんの興味を引くような楽しい手作り教材をたくさん用意しています。その中から、毎時間ごとにスタッフがお子さまそれぞれに合った教材を多めに用意して、その日のお子さんの様子に合わせて3~5つ程度選んで取り組んでいきます。指先の動きなど、脳の活性化に努め、お子さまの細かなところをよく見て、オーダーメイドで教材をカスタムし、得意なところを伸ばして、苦手な部分は底上げしていけるよう丁寧に支援していきます。
ちいさな「出来た」を積み重ねていくことで、自己肯定感を高めていくことにつながります。


たいようの広場(集団療育室)
室内で二階の教室って、なんだか狭そうで閉塞感がありそう…と思われますが、いえいえ!ワンフロアがとても広く、天井も高いのでとっても開放的です!!
きれいな木の床で裸足で駆け回ることが出来ます!このお部屋には、組み立て式の大きな遊具があり、のびのびと体を動かすことが出来ます!
生きていくうえで必要な基礎感覚(視覚・聴覚・触覚・固有覚・前庭覚)を刺激する楽しい遊びを用意しています。幼稚園や保育園のような大きな集団ではなく、小さな集団の中で、順番を待ったり、ミニゲームの中で友だちと協力したり競い合ったりなどの様々な経験を積んでいけるよう支援していきます。


はらっぱ広場
お部屋の中を、よーく見てもらえるとわかると思いますが、ちいさなはらっぱがあるんですよ!(職員の手作りです★ぜひ見学の際に、見つけてみてくださいね!)
このお部屋では、お子さんそれぞれのスケジュールが掲示してあります。職員とお子さんが一緒に予定を確認し、終了した予定はおしまいボックスに入れて、クリアした手ごたえを感じられるようにしています。
他にも、ここではお弁当やおやつを食べて過ごします。配膳などのお手伝いや、色・数・形などの学びの機会であったり、「どうぞ」「ありがとう」などのコミュニケーション、スプーンやフォークの持ち方、偏食に対してのアプローチなども行っていきます。(お弁当持参については、ご見学の際にご相談ください。)

★95分間の取り出し療育の魅力★
なぜ1日預かりでないのか?という疑問もあると思います。私たちは、所属先の園での生活も大切にしてほしいと考えています。そして、未就学のお子さんの集中力にも着目し、短時間で密度の濃い支援を提供したいと考えています。
★所属園に事業所から送迎可能★
ちぃカメ第3教室から片道15分圏内でしたら送迎可能です。ご相談ください。送迎を所属園の方にさせていただくことで、担任の先生方ともちぃカメの職員が顔を合わせてお話する機会が出来、共通の支援をしていくことができるメリットが生まれます。
ちぃカメ第3教室をご利用したいと思われたときは…
①まずは「ちぃカメ第3教室」(☎080‐5582‐1725)までご連絡ください。同時に、市役所に児童発達支援事業所を利用したいと連絡をしてください🌸
②ちぃカメ第3教室へ見学・体験会にお出かけください🍀
③市役所に利用申請 サービスを受けたい日数や時間についてのヒアリングがあります。また、相談支援事業所にお子様についての詳細を話し、利用計画書を市役所に提出していただきます。同時に「福祉サービスの利用が必要」という意見書をかかりつけの小児科や保健師さんなどにお願いしてください。
④受給者証が交付されます。
⑤利用契約のご相談:「ちぃカメ第3教室」との契約及び、利用開始日や療育内容についてのご相談後、お子様の個別支援計画を作成いたします。
なんだか大変そう…そう思われた方へ
ここまでの利用の流れのところで、「なんだかややこしいな・・」「受給者証ってなに??」と途端にハードルが上がってしまったと思います。(だって市役所やお医者さんに受診!?大変じゃない??)
簡単に受給者証についてご説明します。

受給者証とは・・・
受給者証は医師の診断に基づいて発行するもので、放デイや児発といった障害福祉サービスを利用できる資格があることを証明するものです。
そのため、グレーゾーンで診断がつかず療育手帳を持っていないお子様でも、医師や保健師が「発達支援が必要」と認め、市役所が受給者証を発行すれば療育施設を利用できるようになります。

受給者証を持っていると利用料が減額されます
受給者証が有れば、放課後等デイサービスや児童発達支援の利用料金が公費で9割がまかなわれ、保護者さんの負担は1割となります。(「ちぃカメ第3教室」ではおやつを1回50円を提供させていただいてるのでその実費を加えての請求となります。)また、月々の利用料の負担額には上限がありますが、各家庭の所得によって上限が異なりますので、お住いの自治体に確認をお願いします。更に、満3歳になって初めての4月1日から3年間は、どのお子様も無償です。
療育の継続が不要だった場合
もし、療育の継続は不要とあらゆる面で総合的に判断された場合、「療育卒業」ということになり、受給者証は市役所に返還となります。
通い始めてみて、「やっぱり大丈夫だった」
それでもいいんです。【療育】も【子育て】の方法です。お子様の発達を促す良い要素がたくさん詰まっています。通ったことは、マイナスにはなりませんよ(^▽^)
お子様の発達を支える居場所の選択肢を保護者さんの中に複数持っておられることは、明るい未来への第一歩だと私たちは考えます。
ぜひ、いつでも見学・体験会に遊びに来てくださいね!

ライターからのヒトコト!
インスタグラム:chiikame.13 で活動の様子や施設の雰囲気をご覧になれます!
公式ライン「ちぃカメ第3教室」で、ご相談や見学の申し込みもできますのでまずは気軽にアクセスを、とのこと。
リタリコ発達ナビものぞいてみてください♪
●インスタグラム
●公式ライン
●リタリコ発達ナビ
〒690‐0001
島根県松江市東朝日町193-1
カメの子第3教室 2階
電話:080‐5582‐1725
営業時間 月~金(9:30~17:30)
土・祝日(9:00~17:00)